更年期障害の医療的治療について

更年期

更年期障害の医療機関での治療法には、大きく分けて5つあります。
この5つは、一部の漢方を除き、健康保険が適用されます。
治療法は医師と相談の上選択してください。

心理療法・生活指導・カウンセリング

更年期障害の治療では、薬を全く使わないことも多く、問診とカウンセリング、生活環境や食生活の改善だけで、症状が良くなる人もいます。

もちろん、カウンセリングだけで状況が改善しない人もいます。
そのようなケースでは薬物療法にトライすることになります。

HRT(Hormone ReplacemenlTherapy)ホルモン・リプレースメント・セラピー(ホルモン補充療法)

HRT(ホルモン・リプレースメント・セラピー)は、減少した女性ホルモン(エストロゲン)を外から補充する療法です。少量のホルモンを補うことでエストロゲンの減少程度をゆるやかにし、徐々に身体を慣らして、症状をゆるやかにしていくものです。用いるホルモン剤には飲み薬、貼り薬、塗り薬などいくつかのタイプがあり、またその投与法もさまざまです。また、子宮がある人と摘出などで子宮が無い人では投与方法が違います。脳卒中や心筋梗塞、冠動脈疾患、重度の活動性肝疾患、血栓性静脈炎などの既往歴がある人などこの治療を選択できない人もいますので医療機関に相談することが重要です。

プラセンタ療法

プラセンタとは「胎盤(たいばん)」のことです。プラセンタ療法は医療用プラセンタエキスを皮下注射するもので、更年期障害の場合、現行で年齢45歳~59歳の女性の方については保険適応になります。ホルモン療法などに比べて副作用が少ないのが特徴ですが、プラセンタ注射を一度でも接種すると献血が出来なくなります。その理由は、ウイルスや細菌は、高圧蒸気滅菌により不活化し制約されています。しかし、ヒト胎盤を使用しているため、現在の技術で検出限界以下のウイルスが混入している可能性は完全には否定できないためです。

漢方療養

漢方薬は全体的な心と体ののバランスの乱れをを整える働きを持ちます。効き目が緩やかなので効果を感じにくい面もありますが、副作用が少ないというメリットもあると言われます。しかし副作用が全くないわけではありませんので医師や薬剤師へ相談することが重要です。

抗不安薬、抗うつ薬

抑うつ気分は更年期に経験する症状の1つですが、気分の落ち込み、不安感や不眠などの精神症状がつらい場合は、抗不安薬・抗うつ薬などの向精神薬も用いられます。

筆者は最初、プラセンタ注射と並行して、漢方の加味逍遙散と、抗うつ薬、睡眠薬を処方してもらいました。抗うつ薬も睡眠薬も、うつ病みたいで抵抗があったのですが、服用してみると、朝まで眠れるようになることで疲れにくくなり、気持ちも落ち着き、服用してとてっも良かったと感じています。お薬は数か月でのまなくなり、プラセンタ注射を継続しています。症状にも個人差がありますが、治療による効果も個人差が大きいと思いますので、筆者の経験がそのままみなさんに当てはまるものではありませんが、1つの選択肢として検討していただければ幸いです。

  • 医療機関の治療方針によっては受けられない治療法もありますので、事前に医療機関のホームページを調べてから行くことをおすすめします。
  • ご自身の状態によって選択される治療法は異なります。医師のカウンセリングの上適切な選択をしてください。
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