イキイキした印象を瞳でつくる

メイク

45歳を過ぎた頃から、今までと同じように化粧しているのに
何となく前より老けた感じがする。目元が年取ったなという感じがする。
そんなことはありませんか?
しわ?しみ?目の下のたるみ?
その影響もあるかもしれません。
でも、もしかしたら瞳が小さくなっているせいかも、といわれたら、どうお感じになりますか?

黒目は、老化によって小さくなる

瞳、いわゆる黒目は、老化によって小さくなるのをご存知でしょうか?

小さくなるというのは、本当に黒目が縮むわけではありませんが、瞳のフチがボケることで、瞳の大きさが小さく見えるようになるのです。若い時より瞳(黒目)の大きさは20%も小さくなると発表されているものもあります。加齢によるもので病気ではなく、また治療もできません。個人差はありますし、病気が潜んでいる場合もありますので、気になるようでしたら病院を受診してくださいね。

また、黒目の細胞数も年齢とともに減少することを、国立長寿医療研究センターで調査されて発表されています。

あなたの黒目の細胞は大丈夫? | 国立長寿医療研究センター

たかが黒目と侮ってはいけません。

漫画やイラストを書く人はご存知かもしれませんが、黒目を大きく描くと、いくらシワを書き足してもお年寄りには見えにくくなります。それが、黒目を少し小さく描くだけで、落ち着いたちょっと大人な印象に描けるようになります。

それだけ黒目の大きさは、人から見たときの印象を大きく左右するパーツなのです。

シワをいくら足しても顔の輪郭をたるませて描いても、黒目が生き生きしてしまうと違和感がでるぐらい、黒目の大きさは顔の印象を左右します。

若い女性たちが黒目を大きくするために、黒目のフチが描かれて黒目が大きく見えるコンタクトを好むのもこの黒目の大きさによる印象の違いを感じ取ってのものでしょう。

黒目は若い子よりむしろ我々大人世代こそ意識して味方につけてしまいましょう。事実、フチがボケることで黒目が実際に小さくなってしまうのが大人世代なのですから。

大人世代の女性も、この黒目を意識するだけで、印象を大きく変えることができます。

アイラインを味方につけよう

小さくなった黒目をどうカバーするか。
黒目の上と下に当たる部分のアイラインを、気持ち太めに描いてみてください。普段アイラインは引かないという方は、黒目の上と下だけ、細くアイラインを足してみてください。
それだけで、瞳の力が普段の120%アップ。大人世代は、目そのものの大きさ以上に、瞳の大きさを意識してメイクするのがいいと思います。

ディファインと言われる黒目が大きく見えるコンタクトレンズも一手です。

本人の気づかないうちに無言で老け印象を作ってしまう黒目。でも上手にカバーすれば、生き生きとした目元を作れます。

意識して損はありません。

また、白目の部分もシミのようなものができたり、充血しやすかったり、黄ばんできたりという変化も見られます。アイメイクではありませんが、白目をきれいにする目薬などは、白目が白くなる上に潤いで目が活き活きして、筆者は気に入っています。

生き生きと歳を重ねて参りましょう。

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