更年期の物忘れ

更年期

最近なんだか家事がはかどらない、仕事の効率が悪くなった、仕事や家事で大きなミスをしてしまった、うっかり忘れが多くなった、という感じはありませんか?筆者の場合、物忘れというか、ブレインフォグというか、頭の中が混乱してしまって戸惑うという症状を感じることがありました。仕事で何かを突き付けられたときにも、どういう対処をすべきかわからなくなり、感情的になったり。今思うと「うつ」の傾向だったのだと思っています。
ただ若年性アルツハイマーなどの可能性も「ゼロ」ではないので、医療機関の受診をおススメします。この状態になっている本人は気づけない場合も大いにあるので、家族が変化に気づいてあげられることも大事だと思います。当時の筆者の状況も参考にしていただければ幸いです。

文章が頭に入ってこない

仕事でメールのやりとりで進めることが多くなっていると思います。このメールの文章が頭に入ってこないという状態は要注意です。説明しづらいのですが、読めているのに、理解がされないというか、中身を認知できないというか。何度も何度も読みかえして、書かれていることを知覚しているはずなのに、記憶されないような感じ。かといって、メールを読んだことも覚えているし、なんのメールだったかぐらいまでは記憶されているのに、詳細が残らないというか、筆者は、なんだかぼんやりしている感じでした。詳細が残らないわけでもないんです。それなのにぼんやりしている感じ。自分自身に危機を感じました。もうこの仕事は続けられないなと、くじけそうになっていました。

覚えていることを思い出さない

これも説明が難しいです。筆者の状況をお話しすると、娘たちの予定や準備すべきことを聞いたり読んだりして、「知っている」のに、思い出さないという状態。言われれば気づくけれど、思い出されてこない。何かあったはずとかそういう感覚がない。これは仕事の中身も同様で、やるべきことをやれていないことが増えてしまったりしていました。これも当時は老化による物忘れだと思っていました。体だけではなく脳もこんなに老化するんだと思っていました。今考えれば、40代でそこまで老化しないですよね。40代でそこまで脳が劣化したとしたら、それはかなり異常で「病気」。でも当時はそんなことは思いもしなかったし、気づけなかったのです。この時期はとにかくメモを貼っていました。やることはリアルに付箋に書き出して、目に付くところに期限も書いて貼っていました。作業が終了したらメモ廃棄し、常に確認するようにしていました。

同時進行で複数のことができない

マルチタスクは女性の方が得意だと言われています。もともとできていたのに、できなくなったと感じたら要注意です。筆者の場合、同時にこれをやりながら、あれも進行しつつ、こっちのことも気に掛けながら作業する、みたいなことが無理になったのです。どう無理だったのか、これについては説明ができません。とにかく「できない」ということに自分でも気づいていました。もう「ダメ人間」だと、自分を情けなく感じていました。こちらについては、1つの作業に集中したほうが当時は効率が良かったので、1つ1つタスクをクリアしていったという感じです。

上記症状は更年期うつの可能性があります

筆者の場合は上記の症状も更年期障害の一つだったらしく、更年期障害の他の症状が改善するにつれて、もとに戻りました。もともと抜けたところがある人間なので、そこは変わりませんが、メールの文章も読めば理解できるし、複数の事柄の同時進行も元の程度にはできるようになっています。更年期障害治療開始の当初は抗うつ薬も服用していました。抗うつ薬にはかなり心理的に抵抗があったのですが、ドクターの指示を守って服用すれば常用することなく、しばらくで服用も無くなりました。自分がダメになったような不安感が薄れるうちに、症状もなくなっていったので、服用してよかったなと思っています。このような症状の場合には、きちんと診療を受け、ドクターの指示を守って、薬と正しく付き合うことが大事だと思います。

自分が「うつ」だとは認めたくないものです。ですが、更年期うつは特殊なことではありません。また永遠に続くものでもありません。更年期障害がおさまれば「更年期うつ」は改善します。認知症などの病気が隠れている場合もありますので、こういった症状に気づいたら一人で抱え込まずに、ぜひ早めに医療機関や相談窓口に頼ってください。

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