更年期かも？と思った時に、どのようなケアがあるのでしょうか。更年期症状がある方たちの状況を参考にみていきましょう。
更年期が快適に過ごせるように、少しでも症状を緩和できたらいいですよね。
•医療機関受診は2割程度
更年期症状が一つでもある回答者（40－64歳女性：1,849 人）を対象として更年期症状を自覚し始めてから医療機関を受診するまでの期間を尋ねたデータによると、「受診していない」割合は、女性では、40 歳代で 81.7％、50 歳代で 78.9％で、医療機関を受診する方は約2割にとどまります。
「更年期症状・障害に関する意識調査」（厚生労働省）を加工して作成
https://www.mhlw.go.jp/content/000969166.pdf
•6割の方が、なんらかの緩和対策を行っています
•更年期症状が一つでもある回答者（ 40－64歳女性：1,849 人）を対象として更年期症状の緩和のためにとった手段を尋ねたところ、男女とも「特に何もしていない」が最も高い割合で4割を占めていますが、残りの6割の方はなんらかの緩和対策を行っています。とった手段がある場合の手段は、医療機関、市販薬・サプリメントの摂取、運動系、リラックス、食事改善などです。
「更年期症状・障害に関する意識調査」（厚生労働省）を加工して作成
https://www.mhlw.go.jp/content/000969166.pdf
•医療機関受診の目安
更年期障害の症状は、なんとなく不調的な病気といえるのか？と思うような症状も多いせいか、受診を見合わせている方も多いようです。しかし、その不調の裏に病気が隠れている場合もありますし、更年期障害と診断されれば不調の改善に向けて対策も取りやすくなりますので、気軽に相談してみるのがいいのではないかと思います。
