更年期の腸内環境

更年期

胃腸も自律神経のはたらきで動いており、自律神経の乱れの影響を受ける可能性があります。この症状は、筆者の更年期の最大最長の不調でした。まさか下痢が更年期と関係があるとは思いもしませんでした。更年期障害を調べても「胃腸障害」や「下痢」という症状はほとんど出てきません。ですが、胃腸も自律神経のはたらきで動いているということを考えると、更年期による自律神経の乱れが胃腸のはたらきに不具合をもたらしても不思議ではありません。

突然始まった下痢

下痢自体は、更年期障害の症状としてあまり一般的ではないようなで、筆者の体験記をお話しします。

出産後数年がたったころ、下痢は突然はじまりました。もともと便秘体質で、下痢になるようなことは少なかったので、自分でもおや?と思った記憶があります。「昨日ビールを飲みすぎたかな」「夕食を食べる時間がなくて、自分はビールだけで済ませちゃったからかな」と思っていました。筆者は出産が遅かったので、子供たちがやっと小学生にあがるころ。いわゆる小1の壁の頃で、仕事と子供たちの世話をワンオペでこなさざるを得なかった時期に当たります。当然、自分のことはごく最低限。睡眠だけは子供たちと一緒に寝ることで確保していた時期でした。この下痢が、汚い話で恐縮ですが、まったく固形化しておらず、水状のひどさで、1週間してもおさまらず、3ヶ月ほど続いた頃に、さすがに様子がおかしいと思い胃腸科を受診しました。

水状の下痢でも、原因は見当たらず

胃腸科では、レントゲンとエコーで診察いただきましたが、特に異常はみあたらず「ビオフェルミン」を処方されて帰ってきました。当然、ビオフェルミンで症状が改善するわけがありません。ここから数年、便がほぼ水状の期間が続きました。

老化による腸内のビフィズス菌減少

更年期障害とは少しずれますが、加齢とともに、腸内細菌叢は変化することがわかっています。「細菌叢」とは、ヒトの腸管内で絶えず増殖を続けている多種・多様な細菌の複雑な微生物群集のことで、「腸内フローラ」とも言われます。(ヤクルト研究所HPより)
老年期になると加齢と共に腸内の善玉菌であるビフィズス菌が減少し、悪玉菌が増えることがわかっているのです。(森永乳業ビフィズス菌研究所HPより)これにより、便秘気味になる方が60代以降になると男女ともに増える傾向にあることがわかっています。当初、この腸内環境の変化が原因なのか?と思いビフィズス菌を摂るようにしたところ、若干水状からは改善できたので、ビフィズス菌を補うことも多少は良いように思いました。

森永乳業「ビフィズス菌研究所」HPより
https://www.bb536.jp/basic/basic02.html

更年期症状の緩和とともに下痢も改善

婦人科での治療を始めてから、1か月程度で、ゆるいままではありましたが確実に水状からは改善され始め、1年程度かけて便らしい便までになりました。特に胃腸対策ではなく、他の更年期障害治療で自律神経が整ってきたことで改善したと思われます。ビフィズス菌の減少は更年期障害と直接の関係はありませんが、加齢で腸内から減っていくことはカラダ全体にもよくないとのことなので、ビフィズス菌の摂取は大事だなと思っています。ビフィズス菌サプリメントはいろいろなところから各種出ていますので、お好みで選んでみてください。

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